シャッター速度をコントロールすることで写真に「動き」を取り入れることができるようになります。速いシャッタースピードで動きを止めるだけでなく、遅いシャッタースピードをうまく使えば、被写体の動いている感じを表現することができます。スローシャッターで捉えた夜景や花火、星の軌跡のなど、印象的な写真を捉えるためのヒントが満載です。

写真を撮る際の構図（フレーミング）の基本は、主題を引き立たせること。さらに、被写体のまわりに適度な空間を設けたり、縦横比を変えてみたり、レンズ交換で画角を変えてみるなど、いつもと違う写真を生み出すのにさまざまな方法があります。ほかにもカメラアングルによる高低、望遠レンズならではの圧縮効果など、レンズ交換可能な一眼カメラを駆使して撮影するためのアイデアが満載です。

RAW現像とは、未完成な状態で保存（記録）されたデータを「写真」として仕上げていく作業のこと。撮影後、データをパソコンに取り込んで、画像処理ソフトで明るさや色味などをじっくりと理想の絵に近づけていくためのヒントや、キレイにプリントするための仕上げ方法も解説しています。