デジタルカメラのピント合わせ機能はすでに高度に自動化されていますが、カメラ任せではどうしても対応しきれない場面もあります。そんなときに自分の意図通りにピントを合わせるにはどうしたらいいか？　動いている被写体、止まっている被写体に対してはどういう設定をすればいいのか？　そんなＡＦモードの使い分け方などについて丁寧に解説しています。

撮影画像の明るさを決める露出は「シャッタースピード」と「絞り」によって構成されています。絞りは「ボケ」に、シャッタースピードは「ブレ」に関連してくるため、その相関関係をしっかりと理解することが必要になります。この章ではわかりやすいイラストを多用してわかりやすいように解説しています。

同じ被写体を捉えるにしても「画面をどう切り取るか？」で、写真の仕上がりが大きく変わってきます。被写体を画面のどこに置くか？　要らない空間をどのように処理するか？　逆に大きく空いた空間をどう生かすか？　さらにはヨコだった画面をタテにしてみたりなど、構図づくりやレンズ選びで変わってくる写真の面白さ、奥深さをしっかり伝えます。