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2023.11.30 PRESS RELEASE

「学研キッズネット」がおしごと体験イベント「みらいのたからばこ」に 株式会社 折兼とブース出展をしました

『学研キッズネット』(https://kids.gakken.co.jp)は、株式会社 折兼(愛知県名古屋市)と連携し、11月11日(土)・12日(日)にインテックス大阪(大阪府大阪市)で開催されたおしごと体験イベント「みらいのたからばこ」にブース出展いたしました。

イベントの様子は学研キッズネット内のキャリア教育コンテンツ「シゴトのトビラ」にて掲載。実際にブース内で展示したクイズにも挑戦でき、食品容器を通じてSDGsについて学べる記事を公開しました。

 

■学研キッズネット(https://kids.gakken.co.jp/

■バガスって何? 株式会社 折兼のおしごとをクイズで体験!「みらいのたからばこ」レポート(https://kids.gakken.co.jp/shinro/tobira/news/231128/

  • 食品容器デザイナーのおしごと体験を通じて、地球にやさしい素材「バガス」の認知拡大に成功!

今回、学研キッズネット × 株式会社 折兼ブースでは、「地球にやさしい容器をつくるおしごと」をテーマに「食品容器デザイナー」の体験ができる内容を展開。食品容器の必要性、プラスチック容器の課題と環境問題への影響などを、パネルや展示物、クイズを通じて伝えると同時に、株式会社 折兼が取り組んでいる「土や海に分解されるバガス容器」について訴求いたしました。

バガスとは?

バガスとは、さとうきびの搾りかすのこと。砂糖を作ったあとのさとうきびの搾りかすは、通常燃料やパルプの原料として再利用されていますが、余剰分は廃棄されています。その廃棄されるはずのさとうきびの搾りかすに竹や麦の皮を混ぜて作ったものが、100%植物由来のバガス容器。約80日で土に、約150日で海に完全に分解され、燃やしたときに排出される二酸化炭素量はプラスチックよりも81%軽減できる、今注目のSDGsな素材です。

ブースに展示したパネルにはクイズや豆知識などが盛り込まれており、実際に置かれたバガス容器の中などに正解が書かれている仕掛け。見て、触って、楽しみながら、たくさんの親子がクイズに挑戦している姿が印象的でした。

 

  • 「バガスを土に埋めてみよう」「バガスを使った新しい容器のアイデアを考えよう」2種類のワークも大盛況!

クイズに答えたあとは、2種類のワークに挑戦。

「バガスの破片に自分だけの目印をつけて土に埋めてみよう」というワークでは、「このバガスが来年の2月には、土に分解されるんだね!」と驚きながら土に埋める子、「家に持って帰って、埋めてみてもいいですか?」と破片を持ち帰る子など、バガスに関する興味の高さがうかがえました。

「バガスを使った新しい容器のアイデアをふせんにかいてはろう!」ワークでは、思いもよらないユニークなアイデアを書いてくれる子が続出。容器をイラスト化してくれる子も多く、地球をモチーフにした壁面は、あっという間に色鮮やかなふせんでいっぱいになりました。

今回のブース体験を通して、多くの親子に向けた食品容器を作るおしごとへの理解、バガスという素材の認知拡大を推進することに成功。これからも学研キッズネットでは、社会課題の解決に取り組むさまざまな企業と一緒にコンテンツを開発し、子どもたちのキャリア教育やSDGs教育をサポートしていきます。

 

  • 株式会社 折兼の取り組み

株式会社 折兼では、2019 年よりバガス、竹、麦わらと本来廃棄される植物を原料とした食品容器の開発を進めております。寿司容器やピザ容器、冷凍対応弁当容器の開発、米粒がくっつきにくい加工を施すなど日本市場に合わせた開発を行い、現在では150種類以上の商品展開となりました。

最近では食品容器としての開発・販売を進めるだけでなく、バガスシリーズの生分解性を活かした分解実験を行う教育プログラム「折兼バガスチャレンジ!」や、小学校〜高校での課外授業も積極的に実施しております。

また、釣り具販売チェーン店とコラボした海で分解する釣りエサ容器の開発をはじめとする食品容器以外の商品開発も対応しております。その他、使用済みバガス容器の堆肥化を用いたバガスフードサイクリングの実施など、食品業界外と連携した取り組みにも力を入れております。

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