カメラで撮る写真ならではの美しさや魅力があります

巻頭では「こんな写真を撮ってみませんか？」と題して、誰もが撮ってみたくなるシーンを紹介。これからカメラを始めてみたい人や、思ったような写真が撮れずに悩んでいる人に、カメラだからこそ撮れる写真を提示しています。花に数センチまで近づいて撮影したクローズアップや、大きくきれいなボケをあしらった写真、そして暗い中でのポートレートや、光と影が印象的な写真は、スマホでは撮るのが難しいシーン。でもカメラなら、使い方と撮影の基本を知れば誰でも撮ることができます。

最初にどんなカメラを選べばいいか、特徴や違いをわかりやすく解説

第1章ではまず、どんなカメラを選べばいいのかを丁寧に解説しています。デジタルカメラで気になる画素数や、センサーの大きさの違いや特徴を、実際に写真を撮るときにどのような差として表れるのか比較しながら紹介。そしてブレない写真を撮るための基本として大切な「カメラの構え方」は、持ち方やファインダーの覗き方はもちろん、しゃがんだときの構え方や縦に構えるときの持ち方もわかりやすく解説しています。見落としがちなストラップの使い方も、ぜひ知っておきたい基本です。

カメラの仕組みや便利な機能と、より良い写真が撮れるテクニックを紹介

第2章からは、カメラの基本を解説。思い通りの写真を撮るための、カメラの機能と使い方がマスターできます。ボケの大きさを自由に変えられる「絞り」、写したいものをかちっと止めるか、動いているようにブラすかをコントロールする「シャッター速度」、そしてその両方の組み合わせで明るさを変える方法など、カメラで撮影する基礎的な知識が身につきます。第3章以降では、実際に写真を撮るときのカメラの設定の仕方や、構図の決め方、交換レンズの選び方、ホワイトバランスで写真の色を変える方法など、実践的なテクニックがすぐに理解できるように作例を豊富に見せながら解説しています。