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教養としての名作怪談 日本書紀から小泉八雲まで

名作文学、古典作品の「恐い話」を読み解く!

教養としての名作怪談 日本書紀から小泉八雲まで

その他

著者・編者 吉田悠軌
発売日 2025年07月03日(木)
定価 ¥1,760(税込)
ページ数 224
版型 四六判
ISBN/JAN 9784651205304

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名作怪談のあらましを知る「怪談まとめ」本

誰もが知る名作怪談、歴史的エピソードの中の怪奇譚、文豪にまつわる奇妙な実話などを、怪談の名手・吉田悠軌が書き下ろしで紹介。「恐さ」はもちろん「なぜ恐いのか」の奥行きを基準に厳選しています。

●収録怪談一覧
第一章 神威
天逆手、三種の神器、蘇民将来、水の神の寿命、刑部姫
第二章 怨霊
御霊たち、子を淵に捨てる話、源氏物語、三島由紀夫と川端康成、逆さ幽霊
第三章 禁足
イラズノモリ、古墳の祟り、八幡の藪知らず、飯降山、一眼寺
第四章 呪詛
縊鬼、溺鬼、吉備真備、恋まじない、幽霊の継子いじめ
第五章 来訪
八百比丘尼、子脅しの化物、日忌様と二十五日様、うつろ舟の蛮女
第六章 異形
鍋島の化け猫、牛鬼渕、牛娘、道成寺、蛇とタバコ
第七章 戦争
彰義隊の墓、首相公邸の幽霊、お化け灯篭、戦艦陸奥の最期、ルーズベルト呪殺、羽田の大鳥居
第八章 八雲
子育て幽霊、茶碗の中、小豆とぎ橋、幽霊滝の伝説、耳なし芳一、ムジナ

歴史的背景や都市伝説の成立過程で「怪談通」になれる!

日本最古の歴史書「日本書紀」に記された「さかさまの呪術」とは? 「源氏物語」に描かれた生霊怪談の原型にして決定版の構造とは?
川端康成が見た三島由紀夫の「お気の毒な姿」死の連鎖、小泉八雲が語りなおした日本怪談の面影……。古典や名作文学をめぐる「恐い話」を厳選収録し、恐怖の構造や背景を徹底解説。
化け猫騒動や八百比丘尼の奇譚のほか、さらには戦艦陸奥の沈没前に出現した赤い女、首相公邸を彷徨う将校たちの戦争怪談も収録。
収録作それぞれに3行まとめを付し、前作『教養としての最恐怪談 古事記からTikTokまで』とあわせて、読めば怪談通になれる構成です。
さらに各怪談に「3行解説」を加えて、初心者でも一見でポイントをつかめる教養入門としての要素もバッチリ!

レジェンド稲川淳二も驚愕! 筆者は怪談研究家・吉田悠軌!

名作を選定し、解説するのは怪談・都市伝説の研究家として知られる吉田悠軌氏。吉田悠軌氏は、早稲田大学卒業後、ライター・ 編集活動を開始して伝説の怪談同人誌「怪処」を自主制作するなど、 オカルトや怪談の研究をライフワークとし、月刊「ムー」にて実話怪談、都市伝説の考察記事をレギュラー執筆する人物。
実話怪談の語り手として怪談イベントやメディアに出演・登壇するほか、テレビ番組「クレイジージャーニー」では禁足地や信仰文化を案内しています。
怪談現場と文献を隅々まで調査するその筆致は実話怪談の界隈で抜きんでた鋭さであり、本作には怪談レジェンド・稲川淳二氏からも「驚愕!」の推薦をいただきました。

「よくもまぁ。この本凄い。面白い。才能だけで書けるもんじゃない。作者は相当、執念深いに違いない」
--稲川淳二

 

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