「入力」「伝達」「出力」の3つでレッドストーン回路を理解できる

現実世界でいう「電気」のように、マイクラの世界でさまざまな装置を動かす動力となるのが「レッドストーン」です。本書では、そんなレッドストーンを使って、回路を組み、多彩な装置を稼働させる方法を、初心者にもわかるようにイチから解説しています。
回路の構造を「入力装置」「伝達装置」「出力装置」の３つに分類して、どのようなアイテムやブロックがあるかを実例付きで紹介。さらに、回路づくりをするうえで知っておきたい基礎知識もしっかりと学べます。
本書後半の実践編には、関連する基本知識を紹介したページへの案内も添えられているため、細かい仕組みは実際に装置を作りながらおぼえたいという人でもスムーズに本書を役立てることができます。

プログラミング的思考力が鍛えられる「論理回路」もていねいに解説

より複雑な動きをする装置を作成するために欠かせないのが「論理回路」です。論理回路があれば、特定の条件を満たしたときだけ動く装置や、自動で繰り返し一定の動作を行ってくれる装置など、より楽しく遊べる装置を作れるようになります。
本書では、「NOT回路」「OR回路」「NOR回路」「NAND回路」「AND回路」「XOR回路」「XNOR回路」といった基本となる7通りの論理回路を紹介。さらに、それらを応用した「パルサー回路」や「クロック回路」「RSラッチ回路」などのより高度な論理回路の作り方・使い方も解説。
プログラミング的な思考力を鍛えつつ、より深くレッドストーンの世界を学べます。

バリエーションに富んだ10種の巨大装置が作れる！

前半部で学んだレッドストーンに関する知識をフル活用して巨大装置の制作にもチャレンジ！　本書では、「TNTキャノン」や「自動花火打ち上げ機」「スライド式隠しドア」「自動収穫機＆仕分け機」「巨大ピアノ」「エレベーター」など、大小織り交ぜ10種類の動く装置の作り方を紹介しています。
それぞれの装置で、使用するブロックやアイテムの紹介、装置作りのポイントや入出力の流れの説明、そして全体の回路の解説と、順を追って作り方を理解できる構造になっているのが、本書の特徴です。
これらをある程度理解したら、あとは誌面の流れに沿って工程どおりに作っていけば、誰でも楽しく装置を完成できます。