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神聖ローマ帝国 三十年戦争(2)

「ヨーロッパの戦国」待望の第2巻

神聖ローマ帝国 三十年戦争(2)

歴史・城

著者・編者 宮下英樹
発売日 2024年11月27日(水)
定価 ¥770(税込)
ページ数 160
版型 B6
ISBN/JAN 9784651204796

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第1巻発売から1年1か月、待望の第2巻が発売!

あの「センゴク」の宮下英樹が手掛ける西洋戦史ものとして話題の「神聖ローマ帝国 三十年戦争」。雑誌「歴史群像」で大人気連載中の本作第2巻が刊行となりました。昨年10月に第1巻が発売されてから1年1か月、待望の第2巻発売です。

激突!ファルツ選帝侯vsハプスブルク家

時は17世紀初頭の神聖ローマ帝国。いまのドイツ、オーストリア、チェコの一帯、つまりヨーロッパの中央部を支配していたのが神聖ローマ帝国です。帝国とはいえその実態は独立性の強い小さな領邦がモザイク状に寄り集まったもので、前世紀以来続く旧教(カトリック)と新教(プロテスタント)の対立がくすぶっており、わずかのきっかけで両者の対立は暴発しかねない状況にありました。

そうしたなか、ボヘミア(チェコ)の新教派が蜂起、同国王にして旧教を奉じるハプスブルク家のフェルディナントによる鎮圧軍の動員により、ついにその名の通り三十年にわたってつづくことになる「三十年戦争」が始まりました。

本作第1巻では、新教と旧教の融和と、そのためのハプスブルク家打倒を目論む主人公ファルツ選帝侯フリードリヒ五世が、ボヘミアで蜂起した新教派の支援のため、傭兵部隊を派兵するところまでが描かれました。


ファルツ選帝侯の秘策はうまくいくのか?

この第2巻ではいよいよ両者の軍事衝突が激化、そのいっぽうで、時の皇帝、ハプスブルク家のマティアスが崩御、帝位継承を狙うボヘミア王フェルディナントとそれを阻止したいファルツ選帝侯フリードリヒ五世は、もうひとつの“戦場”、皇帝選挙においても熾烈な戦いを繰り広げることになります。

この皇帝選挙でハプスブルク家に勝利するため、フリードリヒはある秘策を考えます。その秘策とは? そしてそれは成功するのか? 皇帝選挙の結果はどうなったのか? この第2巻ではその結末までが描かれます。ぜひお楽しみに!


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