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ダイニチ工業株式会社

メイド・イン新潟を全国へ!~加湿器・ファンヒーターなど家電のプロモーション事例

業種

暖房機器、環境機器、その他の製造販売

課題

地方から全国のメディアへの効果的な発信方法。
ダイニチ工業製品のブランディング。

メイド・イン新潟を全国へ!~加湿器・ファンヒーターなど家電のプロモーション事例

取締役総務部長 野口武嗣さん(左)
管理本部広報室室長 小出和広さん(右)
管理本部広報室主任 小林真規子さん(中)

インタビューを受けた会社
ダイニチ工業株式会社
https://www.dainichi-net.co.jp/
暖房機器や環境機器などの製造販売を行う電機メーカー。本社のある新潟市内で、製品の企画・開発・設計・組立・検査・保管・販売までを一貫して行っている。

新潟県で加湿器や石油ファンヒーターの製造をしているダイニチ工業株式会社。『アメトーーク!』 の年末スペシャル恒例の「家電芸人」コーナーで加湿器が紹介されるなど、安全で高機能なモノづくりが今注目を集めています。一方、過去にはメディアの登場機会に恵まれず、良いモノを作っているのに認知されないという地方企業ならではの悩みも。
今回は新潟発のモノづくりが全国に広まり愛されるようになった経緯、またワン・パブリッシング(以下、ワンパブ)のソリューションがどう役立ったのか、同社の広報ご担当者様にお話を伺いました。

 

新潟の高機能加湿器を全国へ!ワンパブと協同してプロモーションを実施

――ワン・パブリッシングとダイニチ工業は3年ほど前から、HPの記事制作やメディアツアーなどでお仕事をご一緒させて頂いています。そもそものきっかけは何だったのでしょうか。

野口さん 「GetNavi」(ワン・パブリッシングが発行する家電・デジタル・日用品を紹介する雑誌)に弊社の加湿器を紹介してもらって、編集担当の方と知り合ったのがきっかけです。

――はじめて弊社の雑誌に載った時はどういった印象でしたか。

野口さん 地方紙に掲載されることはあっても、東京の雑誌に載るのは珍しかったので新鮮でした。その後、広告を出した時に関係が深まっていった次第です。営業担当のノウハウが豊富だったので、プロモ―ションに関してたくさんアドバイスをもらいましたね。

――その後一緒に動画制作や、メディアの担当者を新潟本社へお呼びするメディアツアーも実施されていますが、プロモーションのアイデアはどう生まれたのでしょうか

野口さん 基本的にはGetNaviさんの力をお借りして、会社の知名度をアップしていこうとワンパブさんとアイデアを出し合いました。

――2017年に開催したメディアツアーはいかがでしたか。東京からメディア各社の
ライターや編集者を新潟に呼び、その様子をweb上で発信しました。

2017 年のメディアツアーの様子

野口さん やはりファックスやメールでのご案内より、家電は実際に手で触れてもらい、見てもらうのが大切だと思いました。それから直接の人間関係ができれば、今後の財産になるとも感じました。
今でもメディアツアーでの縁は続いていて、2018 年、2019 年と新製品発表会を開催しました。2020 年は新型コロナ感染拡大の影響で中止、2021 年はオンラインで行ないました。

2018年 新製品発表会

野口さん メディアとのつながりがなかった時は、右も左もわからない状態でしたが、ワンパブの営業担当者と一緒にどうすれば全国で認知度を上げられるかを、考えさせてもらった結果ですね。

「ワンパブの担当者と一緒に、全国で知名度を上げる方法を考えました」
取締役総務部長 野口武嗣さん

 

お客様に信頼していただくため、商品データだけでなくストーリーを発信

――ダイニチ工業はWebマガジン「マイニチプラス」でお客様訪問や「加湿器の効果的な使い方」といった、商品説明に留まらないお話を発信されています。幅広い情報発信の目的は何でしょうか?


マイニチプラス
https://www.dainichi-net.co.jp/products/mainichi-plus/

小出さん 例えば「〇〇という商品が良い!」といった大々的なテレビCMは、どちらかといえば企業の都合を優先しているので、正直信頼されないと思っていました。一方でGetNavi編集部など第三者の客観的な視点が入れば、より信頼できる内容になるかなと。とにかく誠実なプロモーション手法を探して、ワンパブの営業担当と手探りで一緒に考えていきました。

 


なぜ「加湿器はダイニチ」だったのか? 高齢者をケアする会社が「全事業所に234台導入」を決めた理由
https://www.dainichi-net.co.jp/products/mainichi-plus/33774/

 


加湿器の「本当に効果的な使い方」を完全ガイド!
https://www.dainichi-net.co.jp/products/mainichi-plus/23345/

――他の制作会社とも比べたと思うのですが、ワンパブと一緒に自社メディアの記事作成をしようと決めた理由は何ですか?

小出さん 一番は記事の品質です。家電製品の情報発信は専門家の深い視点が大事だと思っています。
SEOを考慮して多くのPV数が見込める記事を書いていただくのはもちろんなのですが、小手先のテクニックだけでなく、しっかり商品を理解していただくのが大切です。それからライターさんとGetNavi編集部の関係も良好で、一緒にお仕事をするうえで安心感がありました。

「ワンパブに決めた一番の理由は、記事の品質です」
管理本部広報室室長 小出和広さん

 

――GetNavi編集部が制作した記事で一番反響があったのはどういった内容ですか。

小出さん 「加湿器の種類と選び方」という記事です。お客様から「加湿器を購入したいけど種類がたくさんあって、どれを買っていいのかわからない」という悩みをよく聞いてきました。その悩みを解決する記事を書いて頂こうと。


「加湿器の種類と選び方」を「5大ポイント」で完全ガイド!
https://www.dainichi-net.co.jp/products/mainichi-plus/22778/

――どれくらいの反響があったのでしょうか。

小林さん 「加湿器」という検索キーワードで、弊社のHP訪問件数がぐっと上がりました。11月ぐらいに記事を公開して、大体半年くらいで効果が表れるかな……という予想でしたが、1カ月後にしっかり注目記事になりました。HPには商品説明を含めて1,000近くの内容を掲載しているのですが、その中でトップ1の閲覧数です。

 

「『加湿器』という検索キーワードで、弊社のHP訪問件数がぐっと上がりました」
管理本部広報室主任 小林真規子さん

――それはすごいですね!その他プロモーションの効果はありますでしょうか。

野口さん 少しずつですが価格の高い商品が売れるようになりました。
ちなみに、加湿器って大体いくらぐらいのイメージがありますか?

――だいたい1万円くらいでしょうか……。

野口さん 世の中イメージとしては1万円ぐらいですよね。でも弊社の主力商品は店頭価格で約4万円です。一概にワンパブさんのおかげと断言はできませんが、高価格帯の販売数が伸びているのは、弊社への信頼が購入者さんの間で少しずつ広がっている表れだと思います。

――たしかに4万円となると、かなりの高級商品ですよね。

野口さん 自分たちでも「大丈夫かな?」と思うほどの価格なのですが、いいものを作ろうとするとコストがかさんでしまうので。本当に加湿器売り場を見ても弊社だけなぜこの売価でも売れているのだろう……と思う時があります(笑)。

――しかしそれだけ価値があると認められている証拠ですね。

小出さん そうですね。やはり弊社はいいモノを作っているという自信があります。そして商品の魅力を、奇をてらわずしっかり伝えてくれたのが、ワンパブさんかなと思います。

 

加湿器の主力商品 LX SERIES HD-LX1221(W)

 

同じ方向を向いて課題を解決するメディア“パートナー”として

――これまでお仕事をご一緒してきて、ワンパブのソリューション(課題解決)やコンテンツマーケティングについて、どう思われますか?

野口さん 世の中にはたくさん雑誌がありますよね。だからこそ、どうしても出版社や代理店さんとは広く浅い関係性になりがちです。一方でワンパブの担当者は研究熱心で、同じ課題解決を目指す「パートナー」という印象でした。担当者の一生懸命な人柄、そこが決め手です。それから家電業界のノウハウを包み隠さず教えてくれたのも魅力です。

――ありがとうございます。担当者もそういってもらえて喜ぶと思います。
今後弊社とチャレンジしていきたいことはありますか。

小出さん これからも新しい商品をどんどん開発していきます。それぞれに合ったプロモーションを一緒に考えていきたいですね。それから加湿器といえば「ダイニチ工業」というブランドを確立したいです。いまはまだ我々のことを知らない方がたくさんいらっしゃいます。その中で「選び方」など直接購買には結びつかないけれど、有用な情報を発信して「加湿器とは何か」という理解を得てもらう。小さな積み重ねを通じて、頭の片隅に弊社の良いイメージができると良いかなと思っています。

――今後にますます期待ですね! 最後にもしワンパブのソリューションをおすすめするとしたら、どんな企業さんが向いていると思いますか?

小出さん 同じ立場の企業さんにはおすすめしたいです。「全国的に展開したい」「モノづくりには絶対自信があるけど、広報が苦手」といった地方企業はぜひ一度相談したらいいと思います。きっと研究熱心な担当の方が、親身になって話を聞いてくれると思います。

――本日は本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします!

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